共通夢、と呼ばれる夢があり、誰もが一生に一度見るという夢があるそうです。
転んではいけない村
この話しをよく覚えておいてください。
夢の中で夕暮れの農村にいたら気をつけてください。

回りに紫色の死体が無数に横たわっていると思います。そこで暫く立ち尽くしていると、着物を着た少女がやってきます。
その一人があなたにこう言います「ここは転んだら死んでしまう村」だと。

そして、死体で遊んでいた少女を一人押して転ばせます。
転んだ少女は叫びながら紫色に変色し、絶命します。

少女達は、不気味な笑みを浮かべあなたをあらゆる手段で転ばせようとします。
縄跳びをやらせようとしたり、鬼ごっこをしておいかけてきたりと。

決して転ばないよう逃げてください。夢から覚めるまで。
もし転んだら、夢から現実に戻ることはできないと言われています。
出所は、2007年ごろの2ちゃんねるの掲示板と言われています。
共通夢と言うのは、歯が抜け落ちる夢や、追いかけられる夢などでそれらは国籍を問いませんが、こちらの夢は舞台は日本もしくはアジアに寄っているように感じます。
もちろん、海外にも似たような夢があるのかもしれませんね。
共通夢、とは少し違いますが、多くの人が同じ夢を見た、と言う有名な都市伝説もあります。
this man と言う男が出てくる夢です。
こちらは、2006年ごろアメリカの有名な精神科医の患者が繰り返し夢に出てくる男の顔を描いた。ある日、机の上に置きわすれたその男の似顔絵を別の患者が自分の夢にも出てきた、と言ったのだ。
そして、次々に自分も男の夢を見た、と言う人が現れ、2000人以上にのぼると言われている。

THIS MAN は英語サイトですが、現在もあるので興味がある人は覗いてみる面白いと思います。
夢を見るのは、現実があるからこそ。
夢は、いったいどこにあるのでしょうか。不思議ですね。
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都市伝説を含め、日本の怪異を辞典にした本です。辞典ですが、何となく読み進めるだけでも面白い。
量が多いですが、亜種も一つとしてカウントしているので同様の怪異または都市伝説も多く、一つ一つの内容が少ないこともありますが、圧倒的な熱量で集めた怪異の数々はホラー好きならば持っておいて損はない一冊だと思います。
